有機野菜は素晴らしい
野菜の味が全然違う! 初対面の感激エッセイ
宅配の有機野菜セットを頼んでみた。
6種類でどんな野菜が来るかは届くまで分からない。
お届けの日になると、泥の一杯付いた太い葱、立派な葉っぱのついた大根に蕪、
水菜、ほうれん草、小松菜がとうとう我が家にやってきた。
まず見た目が違った。触ってみても、なんとなくみずみずしさが感じられる。
なんというのか野菜に力があるという感じなのだ。
だから台所で野菜を扱う手つきも丁寧になるし、なんというのか野菜の尊厳みたいなものがある。
だから大切に扱って全部美味しく頂かなくてはと、こちらも張り切る訳である。
献立はもちろん野菜が主役である。この素晴らしいお野菜様を美味しく頂くことに
全力が注がれるのだ。
初日はまず蕪である。
いつもは真っ白なスーパーの洗ってある蕪だが、こちらは泥が一杯ついている。なぜかそれが嬉しかったりする。
ごしごししごくように洗った。泥のせいか鮮度が保たれている気がする。
蕪のステーキにしたが、蕪の葉っぱと実のなんとも言えない甘みに思わずうっとり。
明らかに味が違うのである。何もしなくても美味しいとはこのこと。
料理は素材が90パーセントを占めているといってもいいのではないか。
特に世の中の多くの人に捨てられてしまうという、可哀想な茎と葉っぱの美味しさにびっくり。
これを捨てたら罰が当たるというくらい甘みがあって美味なものなのであった。
あと、水菜もしゃきしゃき感が申し分なくサラダで完食。
なかなか水菜の美味しいのに当たらなくて困っていたが、
これはさすが大当たりであった。
ほうれん草はみずみずしいので、葉の先をつまんで生のままサラダにして食べたらこれもグッド。
残りはお浸しにする予定である。
大根の葉っぱが食べたいといつも騒いでいる夫が喜んだ。
なにしろ世にも立派な大根の葉っぱ様なのだから。
湯がいてから油揚げと一緒に軽く炒め醤油などで味付けすると、ご飯が進む一品になった。
翌日も美味しく食べ完食
そして今日は小松菜のパスタ(cookingコーナーにレシピ載せました)にしたが、
いつもより数倍も美味しかった。
全て小松菜さまのお陰である。料理のグレードが格段に上がったという感じ。
幸せな一皿になった
(実は卵も予約購入の安心な平飼い卵にしたので、美味しさの相乗効果があったのだが)
小松菜は虫食いが沢山あったので、かえって農薬が使ってないことの証だと
嬉しくなる私なのだった。幸い虫さんはいなかった。
明日は葱、大根をどうやって美味しく食べようか、と思案するのも
素材が良いと断然楽しくなるのである。
この新鮮さな嬉しさがいつまでも続いたらいいなあ。。
以上、ご報告まで。
Posted: Mon - November 28, 2005 at 08:34 PM