みなとみらい線に2/4 初乗りして(レポート) 3/8/04



 2月1日から開通した未来横浜の幕開けとも言えるみなとみらい線には、開通して3日後の2月4日に東山魁夷展を観るために初めて乗ってきた。

 横浜に生まれ育ち、今現在も横浜を通勤圏としている私には横浜は切っても切れない愛するべき街である。その横浜にみなとみらい駅や元町・中華街駅に直結する地下鉄が出来たのである。

 まず横浜駅の地下をわくわくしながらエスカレータを降りていくと、そのデザイン性の良さに我ながら感心した。とてもおしゃれなのである。透明感ただようガラスをふんだんに使い、アフタヌーンティールームを思わせるようなタイル使い。そして駅構内の明るさ。まるでコンビニ並の明るさである。地下にいることを忘れてしまうかのようだ。
 みなとみらい駅で降りた。ここはどこ? と思わせるようなおしゃれさである。赤や黄色や青で天井にあるパイプ類が塗られており、まるでどこかのテーマパークのようだ。

 そしてクィーンズスクエアに直結する。見事なまでの吹き抜け。ガラス張りのエレベーターが上下に動き、未来都市に来たかのような錯覚を覚えて嬉しくなってしまった。

 横浜美術館側の出口はまだ整備が整っていないが、あちらから出ると、開放感のある外の空気と共に、見上げればランドマークやクィーンズスクエアなどのビルが建ち並んでいる様が迫力を持って、新たな視点で眺められる。

 こちらから美術館に向かって歩いていくと、今までとは違った印象が得られた。なんというのか土地がまだ新地の部分も多いためか、外国に来たかのような印象を受けた。浜っ子としてはこんな嬉しいことはない。

 まだ全部の駅に降りたわけではないが、この二駅ですっかり嬉しくなった私であるが、2/26に楽しみにしていた中華街駅で降りた私は少なからず失望を隠せなかった。

 私は赤や金や黄色で彩られた夢のように華やかな駅を期待していたのに、薄グレーと白で統一されていて、なんだか病院に来たかのような印象。え?どうして?と思ってしまった。落ち着いているにはいるが、どうしてしんみりしなきゃならないのでしょう。高まった気分をさらに盛り上げてくれるような色彩と演出が欲しかったと個人的には残念。。

 まだ降りていないが、馬車道駅構内の内装が、煉瓦一色で埋め尽くされていて素晴らしく、今度降りてみようと密かに楽しみにしている。

ではまた。
とりあえずご報告まで。

Posted: Mon - March 8, 2004 at 03:41 PM      


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