初めてワインパーティーを開きました 6/5/04



 結婚して初めて、新居でホームパーティ(ワインパーティ)を開いた。

お客様が沢山来るということで、ちゃんとおもてなし出来るのか、何しろ未経験だったので、緊張して当日を迎えた。前の日から買い出しや下ごしらえを行い、入念に準備をしたが、どうなるのかやはり少し不安もあった。

 当日は朝から、私はお料理を、主人は大掃除をと一緒に張り切る。二人でやると早い。お客様が来そうな時間には準備が整い、さあ、いつでもどうぞという状態でスタンバイ。ところが、あれ?なかなか来ないぞ。。じゃあ、ちょっと一休み。と言って、ごろごろしていた。

 すると、1時半近くになって立て続けに電話が鳴り始め、お客様が次々に登場!家の中が一気に活気に溢れ、賑やかになった。道の分からないゲストを迎えに行ったり、おしゃべりに花を咲かせつつ、主人がウェルカムドリンクを振る舞ったり大忙し。

 私は初めて作ったタコのマリネを味見してから、お出しする。なかなか好評なので、嬉しくなる。続いて、モッツアレラとバジルの葉とトマトのサンドをオードブルに、ワインに合いそうなパンを盛りつけて出す。遠方からわざわざご家族で駆けつけて下さったお客様もあり、とても賑やか。リビングに笑い声がこだまして、その様子を見ているだけでも幸せな気持ちになる。座卓を囲んでワイワイガヤガヤ。まるでお正月が来たみたい。

 主人が白や赤のワインを次々に空けて、テーブルがワイングラスで埋まる。
お客様の一人が珍しいチーズを差し入れてくれたので、みんなで味比べをしながら楽しむ。
チーズスライサーまで頂いてしまった。感謝です!

その後、午前中に作っておいたスパニッシュオムレツを温め直して出す。練習のせいか上手く出来て、なかなか好評。お皿は絵柄の付いた紙皿にしたのが、正解だったよう。気楽に使える。それから、ふくろだけのソテー。すぐに売れた。練習した甲斐があったというもの。レストランで美味しかったメニューを参考にして作ってみました。
 
その後、しばらくして、遠方からのお客様がお帰りになる。急に静かになったけれど、アットホームなしみじみさで会は続く。私はサーモンとレモンとキノコのマリネを作って出す。口がさっぱりする。その後、主人が目玉のワインを出す。ラ・トゥールというフランスの高級ワインだ。やはり美味しい。当たり前か、、。すっごく幸せ。

 その後、祭りのお囃子(隣町でお祭りをやっていた)に誘われて、庭(ベランダ)に出て、酔いを冷ます。最高の天候に恵まれた日だけあって、夕暮れの空気の気持ちのいいこと。いつまでもこうしていたいような素敵な時間が流れた。大人5人並んでベランダで黄昏れる。
 
 それから、メインディッシュの大根と牛肉のクレソン添えを出す。好評。皆さん、何を出しても褒めてくれるので、すっかり自信がついちゃいました。みんななんていい人なのかしら。。

 そしてお客様が帰る前に、主人が一品作ると言っていたお約束のエビのバジルチャーハンが急いで振る舞われました。ご飯物が初だったので、これもあっという間に売れました。ああ、良かった。

 最後には、ネコちゃんラベルの珍しい赤ワイン(ヒッチコックさんのワイナリーからのもの)を空ける。もうかなりの酔っぱらいです。皆さん。(笑)。でもこれもその前の高級ワインに負けず、個性的な味で美味しかった。後で値段を聞いたらなるほどといういいお値段でした。。

 夜の9時を回り、最後までいて下さったお客様3名もいよいよ帰宅することに。。エレベーターのところで、3人が電車に乗るまでいつまでも見ていました。
 最終的には、飲み手7名(実質5名?)で計8本を空にしました。(主人のHP参照して下さいね)

 ああ、それにしてもホームパーティってなんて素晴らしいんでしょう。自宅でするパーティーは今までに味わったことのないほど素敵な密度の濃い体験でした。

来てくれたお客様があっての、ホームパーティ。忙しい合間を縫って時間を作ってわざわざ来て下さった人達は宝物のように大切な人達です。つくづくそう思い、満足感に浸ったのでありました。それにしても、ホームパーティは一度やると、くせになりそう。。だから外人達はよくやるのだなあと合点した私でした。

以上、ご報告おわり。

Posted: Sat - June 5, 2004 at 03:45 PM      


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