くのぴっくすのインストールもやってみました

例によって、メモです。

HDDへのインストール Windows内へのインストール
おまけCD-RW / NTFSの読み書き

I.

Debianでこりごりしたので、Debianベースで、しかもCDから起動して動作を確認してからインストールできるKNOPPIXをつかってみた。FTPで最新版をとってきた。

II.

CDから起動したら、すなおにうごいているみたい。845の内蔵グラフィックス。

"KNOPPIX"メニューからルートシェルを起動して、"knoppix-installer" 打つだけ。ただし、beginnerをえらぶと、よけいなところまで自動設定されてしまうので、あとで手で直さなくてはいけないが、KDEになれていないとメニューを探せない。。。が、しばらくはそのままでいいか。

KNOPPIX メニューから実行すればちょっとだけGUIだけど、見つからない場合は ごちゃごちゃ探すよりターミナルからたたくのが吉

ifconfig eth0 xxx.xxx.xxx.xxx  netmask  xxx.xxx.xxx.xxx   broadcast  xxx.xxx.xxx.xxx  up

しかし、再起動するともとに戻ってしまう???

sshサーバーも最初は殺してある。KNOPPIX メニューからも起動できる

III.

とりあえず、アップデートはやっておかないと。。。
/etc/apt/source.listでunstableやtestingはコメントアウトして、apt-get update; apt-get upgrade

IV.

調子に乗って、会社のPCでもやってみたら、簡単に動いた。
ギガビットイーサも、865GVもGeForce4 Tiも。

でびあんでの苦労はなんだったののだろう。

V.

画面サイズを変えておく
/etc/X11/XF86Config-4の"Screen"セクションのModesに1280x1024を書き加えて再起動。

・CTRL+ALT+(テンキーの+ー)で解像度切り替え. もしくは
・起動オプションでknoppix screen=1280x1024 などとしてもいい。(ノートPCにテンキーはないし...)

あとは、aptでアップデートしておけばいいか

GUIなら、kpackageを使うという手もある、が、現在のバージョンではProxy経由だとapt.confにproxyの設定を書いておかないとダメ?(環境変数ftp_proxyやhttp_proxyをセットしておいてもOK)。パッケージの場所もうまく保存してくれないこともあるみたい???なので、セキュリティのアップデートならapt-getの方が楽かもしれない。Synapticが使えれば、大丈夫(だとおもう)

Acquire::http::Proxy "http://proxy.hogehoge.jp:ポート番号";
Acquire::ftp::Proxy "http://proxy.hogehoge.jp:ポート番号";

VI.

プリンタの設定/Proxyの設定などはコントロールセンターから行えるが、 mozillaのproxyは個別に設定しないとダメ。aptのproxyも.bash_profileなどに書いておかないとダメみたい。

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OMAKE: 当たり前すぎるのかな?でも忘れないために。。。

追加

CD-RW

K3bというGUIのライティングツールが入っているけど、cdrecord もdvdrecordも入っているみたいなので、試してみた。

いちおうものの本に有る通り、/etc/lilo.confに

append="hdc=ide-scsi"

を書き加える。ただし、すでにappend文があるので、その行末に付け加えるようにする。viでうまく編集できなかったので、KDEメニューから適当なエディタを起動して編集した。で、おまじないの

/sbin/lilo
を実行して再起動。
cdredord -scanbus

とやると、つながっているドライブをみつけてくれる。出てくる数字はバス/SCSI ID/LUNだそうだ。今後は、後ろの2つの数字をdev=に与える。

フォーマット

CD-RWディスクをいれて、

cdredord dev=0,0 blank=fast
ちゃんとうごいているみたいだ。でもK3bをつかうだろうな。

NTFSの読み書き(KNOPPIX 3.4)

Linuxがntfsの読み書きを正式にサポートしてくれるまでのつなぎとして、captiveをインストールし、Windowsのntfs.sysを使って読み書きする。

***KNOPPIX 4.0(kernel 2.6.11)はサポート外かもしれない。LUFS - Linux Userland FileSystem -というのをつかっているらしいが、現在メンテナンスされていないそうなので、kernel 2.6.xでは動かないのかもしれない。


ROOTパスワードを要求されるツールに関して

Synapticなど

ターミナルからsuになり、rootのパスワードを設定しておく


Windowsへのインストール

KNOPPIXの特徴の一つはパーティションを準備しなくてもすむことなので、やってみた

Windowsでの作業:

KNOPPIX CD(DVD)-ROMからWindowsマシンにインストールする。
CDのKNOPPIXフォルダ内のinstall2win.exeを実行するだけでインストールは完了。
(ファイルのコピーにちょっと時間がかかる)
c:\bootにある、menu.lstをメモ帳等で開き、kernelで始まる行の最後にscreen=1280x1024 home=scan を追記する(1280x1024は使いたい画面の解像度)
screen=のかわりに、vga=nnnもよいかも。/usr/src/linux/Documentation/fb/vesafb.txt参照
24bit: 1280x1024なら795, 1400x1050なら835, 1600x1200なら885
ついでに、norc readahead もつけておくと起動がはやくなるかもしれないらしい
NTFSパーティションしかない場合、
CD (DVD)内"KNOPPIX"フォルダにある"MkImage-ct"ユーティリティで空のイメージファイルを作っておく。
* ただし、NTFSへの書き込みはまだテスト版でよくトラブるので
USBメモリなどをFATでフォーマットしておいて、それを使うべき

KNOPPIXでの作業:

KNOPPIXを起動し、「継続的なKNOPPIXのイメージを作成」を行う
(ちょっと時間がかかることもある)
これを行なわないと、インストールしたものや設定は再起動時にすべて消える。

手狭になったKNOPPIX.IMGを広げる

KNOPPIX.IMGをリネームしておく(例えばknoppixold.img)
設定をロードしないでKNOPPIXを起動する
マウントポイントを作り、リネームしたファイルを-o loopでマウントする
sudo mount -w /mnt/XXX/knoppixold.img /mnt/old -o loop
新たにディスクイメージを作る。「継続的なKNOPPIXのイメージを作成」で行ってもよい。
これもloopマウントする
/mnt/oldの内容をすべて削除し、/mnt/newの内容をコピーする
マウントを解除しておしまい。

でうまく行くと思うんだけど。。。違うマシンの場合には、/etcなどはコピーしない方がいいかも。